- y o u r v o i c e - 4









「何喋る?」

「…。なんでも良いけど…。」







…? なんだろう。さっきの変なカンジは…。

僕の…気のせいかな…。





「…んー…。なんでもっつってもね…。」



また沈黙が流れる。

そのうち何の音も聞こえなくなるくらいに静かになって、

沈黙が次第に緊張に変わっていった。




気まずい――……。


ため息をついて






「司馬はさ。」





関根が喋りだした。







「なんで今まで全然しゃべんなかったんだよ。」

「…恥ずかしかった…から…。」

「それは自分の声が恥ずかしかったの?それとも、司馬の性格自体が恥ずかしがり屋なの?」

「…両方、かなぁ…。…僕この声あんまり好きじゃないし…。」







好きじゃない、っていうのは別に深い意味は無かった。

多分国語かなんかの授業だったと思うけど、小学校の頃『自分の声を録音して聞いてみる』

みたいな課題が出て、その時聞いた自分の声が、想像と180℃違ってショックだったってだけの事。


今思うと「なんだ そんな事」って、「小学生だなぁ」って思うけど、やっぱり

僕はこの声をあまり好ましく思えない。





「ヘェェ…。俺はそういう声好きだけどなぁ…。」

「…ありがとう。」






誉められるのは嬉しいけど…。





「てか…。」




関根が口篭もった。

顔をあげたらしっかり目が合った。

お互い固まってそらせられない。







「……。」







「……?」







また…

さっきもこんなカンジしたなぁ…。

ここ、すごく居づらい。








「司馬のそのキレイな声が好き。」














?????


なんか   顔が…

真顔っていうか、真剣っていうか…。









「司馬…」









名前を呼ばれただけなのに、緊張した。


どこか違うところにいるようなカンジだった。



…え

何……?

頬が熱くなった。

関根が言った事に耳を疑った。


ちょっとづつ近づいて来る。

さがりたくても動けない。





わ 何…


関根の手が触れた。

ビクッ


小野寺さんっ…

早く帰ってきて…!!



















ザー…



スタ   スタ




ガチャ














「ん?どうしたの2人とも。やけに静かだね。」

「んなこたネェよ。…マンガ読んでるからだろ。」

「そっか。」

「…。」







小野寺さんが戻ってくる直前に、関根はさっきのマンガを手にとっていた。


…この人は一体何を考えてるのか。






僕にはまったく分らなかった。














********************


関根君どんどん怖い人にしていく予定(死

これどこが兎馬なのかしら・・・


まぁいいや、まだ・・・でないけどいつか出ます。

ぜってぇ出します。

・・・書くことねぇ・・・。







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